令和4年2月3日節分、阿蘇市一の宮町の阿蘇神社で、豆の替わりに護摩木を蒔くという全国的にも珍しい節分祭が行われました。
阿蘇神社の節分祭は、鬼を追い払うのではなく、カヤを円錐形にした高さおよそ3メートルの葦塚に悪しき神を招き降ろし鎮め、再び天へかえすことで知られています。
昔は拾った護摩木を家に持ち帰って火にくべ、その火で炊いたご飯を食べたりお風呂に入ると、1年間は病気知らずに過ごせると言われていましたが、現在では火焚き場所が設けられ、護摩木を燃やして体を温めることで無病息災を祈ります。