阿蘇神社火振り神事

令和4年3月20日、阿蘇市一の宮町の阿蘇神社で、「火振り神事」が行われ、氏子たちが神社参道で松明を振り回して、神様の結婚を祝いました。

火振り神事は国指定の重要無形民族文化財「阿蘇の農耕祭事」のひとつに数えられる「田作祭(たつくりまつり)」の一部で、農業の神さま年祢(としね)の神、国龍神(くにたつのかみ)がお妃を迎えられた際に、氏子たちが松明を振りかざして歓迎したのが始まりといわれています。

昨年に引き続き今年も新型コロナの影響で一般客の体験火振りは中止となりましたが、3連休中日とあって参道には大勢の人が訪れ、炎の輪が幾重にも重なる幻想的な風景を楽しんでいました。