豆のかわりに護摩木をまく阿蘇神社の珍しい節分祭

写真は平成28年の熊本地震前のものです

「鬼はー外!福はー内!」。2月3日は節分ですね。阿蘇市にある「阿蘇神社」では、豆のかわりに「護摩木」をま「節分祭」が行われます。
その珍しい「阿蘇神社の節分祭」、今年の日程や神事の様子などをご紹介します!

毎年2月3日に開催!阿蘇神社の節分祭


平成30年 「阿蘇神社節分祭」の様子

阿蘇神社の節分祭は毎年2月3日の節分の日に行われます。
夕方17時から神事が行われ、その後神職さんたちが、豆のかわりにかがり火で清めた長さ25cm程の2千本の護摩木を蒔きます。

この豆のかわりに護摩木を蒔くという節分祭は、京都の吉田神社と阿蘇神社だけ伝わるもので全国的にも珍しいということです。

葦塚(あしづか)に疫神、悪霊や穢れを封じ込め鎮める神事

平成28年の熊本地震で阿蘇神社の拝殿が倒壊した為、現在は仮の拝殿で神事が行われます。

仮の拝殿には、カヤを円錐形にした高さおよそ3メートルの葦塚が設けられており、それを4人の神職が囲みます。
そして、山の幸海の幸などをお供えし悪霊や穢れ(けがれ)を封じ込める祝詞(のりと)を挙げ、参拝客や氏子たちの「無病息災」と「家内安全」を祈願します。

阿蘇神社の節分祭は、鬼(疫神、悪霊や穢れ(けがれ))を追い払うのではなく葦塚に悪しき神を招き降ろし鎮め、再び天へかえす神事なのです。

この芦塚に使ったカヤは、神事の後、護摩木と一緒にまかれます。

まかれた護摩木で無病息災

神職によってまかれた護摩木とカヤ。
昔はそれを家に持ち帰り、釜土で焚き、その火で炊いたご飯を食べたりお風呂に入ると1年間は病気知らずに過ごせると言われていましたが、現在では日焚き場所が設けられ、カヤと一緒に護摩木を燃やして体を温め無病息災を祈ります。

豆のかわりに護摩木を蒔く阿蘇神社の珍しい節分祭。悪霊を封じ込める芦塚も興味深く、また神職が撒く護摩木を競って拾うのもとっても楽しいので今年の節分は阿蘇神社の節分祭に是非おでかけください。

アクセス

阿蘇神社 節分祭

日時:平成31年2月3日(日) 17:00~
場所:〒869-2612 熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1
お問合せ:阿蘇神社  TEL:0967-22-0064

※平成31年1月現在、熊本地震の影響で国道57号などが通行止めとなっています。 阿蘇地域への通行可能なアクセスルートは↓「阿蘇地域アクセスルートマップ」をご確認ください。

「阿蘇地域アクセスルートマップ」
http://www.qsr.mlit.go.jp/bousai_joho/tecforce/pdf/asoaccess

公共交通機関ご利用の場合は↓「公共機関マップ」をご参考ください。

公共交通機関マップ | 阿蘇市ホームページ
http://www.city.aso.kumamoto.jp/tourism/event_tourist/public_transportation_map/