【高画質】阿蘇山観音まつり

令和5年4月13日、阿蘇市黒川の西巌殿寺で「阿蘇山観音まつり」が行われ、山伏姿の行者らが行う荒行「火渡り」「湯立て」に参加しようと、多くの参拝者が集まりました。

ヒノキの葉っぱなどでこしらえた護摩壇に火が入ると、山伏姿の行者らが厳かにお経を唱えながら、願いごとが書かれた護摩木を火に投げ入れて無病息災を祈願。そして燃え続ける火の上を裸足で渡る「火渡り」が行われました。

一般の参拝者は、火の勢いが衰えたあと、行者らに続いて灰の上を裸足で歩き、最後にはぐらぐらと煮えたぎった湯しぶきを浴びる荒行「湯立て」に参加して一年間の無病息災を祈りました。

この阿蘇山観音まつりは西南戦争で殉職した西巌殿寺の住職、厨亮俊僧の招魂祭として、命日である4月13日に例年行われています。