阿蘇を愛し安全運転を願う“ASO PACE RIDER”。
賛同ライダーには、オリジナルバンダナを贈呈。
そのバンダナを車体もしくは体に着けて走ります。
阿蘇は国内有数の絶景ツーリングスポット。それだけに、悲しい二輪事故も起こっています。そこで「阿蘇で安全にツーリングを楽しみ、無事に家に帰る。何度も阿蘇を走るために。」をコンセプトに、元ロードレースライダーである熊本県警阿蘇警察署の中野徹警部補(当時)と、ライダー達がたくさん立ち寄るヒバリガレージ池田智巳代表の出会いが「ASO PACE RIDER PROJECT(阿蘇ペースライダープロジェクト)」を立ち上げました。
赤いバンダナを、安全運転の証に
プロジェクトがスタートしたのは2020年。阿蘇警察署に赴任した中野さんは、阿蘇ミルクロードで相次いだ二輪車事故をきっかけに、「取り締まりだけではなく、ライダー自身が安全運転を意識し、ライダー同士でその思いを広げていくことはできないか」と考えました。
そこで生まれたのが、「阿蘇ペースライダー」という仕組みです。
プロジェクトに賛同するライダーは、安全運転を誓い、その証として赤いオリジナルバンダナを受け取ります。バンダナをバイクや身体の目立つ場所につけ、法定速度を守る、無理な追い越しをしないなど、周囲の模範となる走行を実践する。そして、阿蘇を走るほかのライダーがその赤いバンダナを目にすることで、自分自身の走り方を見つめ直すきっかけにしてもらう――。
「速く走る」のではなく、自分に合った安全な“ペース”で阿蘇を楽しむ。
そんなライダー同士の意識のつながりによって交通事故を減らしていこうという、阿蘇ならではの交通安全活動です。
2020年5月31日にはヒバリガレージで出発式を開催。阿蘇地区交通関係団体協議会の支援によって制作された赤いバンダナとともに、プロジェクトの活動が本格的に始まりました。
毎年変わるバンダナに、その年の願いを込めて
プロジェクトのシンボルであるバンダナは、1年ごとに色やデザインを変えています。
最初の年は、阿蘇地域で起きた二輪車の死亡事故を受け、信号の「赤」をイメージした赤いバンダナからスタートしました。
「止まる」「注意する」。交通事故をなくしたいという強い願いが、その赤色に込められていました。
その後、阿蘇地域で年間の死亡事故ゼロを達成した年には、信号で「安全」を表す青のバンダナが誕生。毎年デザインや色を一新することで、その年の交通安全への思いをバンダナに込めています。
歴代のバンダナは、プロジェクトが歩んできた年月そのもの。毎年参加するライダーにとっても、「今年も阿蘇を安全に走り、無事に帰る」という思いを新たにするきっかけになっています。
年に一度、バンダナとともに安全への思いをつなぐ
現在は、年に一度バンダナの配布イベントを開催し、プロジェクトの趣旨に賛同し、安全運転を誓ったライダーへ、その年のオリジナルバンダナを配布します。そして、バンダナを受け取ったライダーを一人ひとり撮影。その写真を「オンライン写真集」として公開しています。
そこに並ぶのは、年齢も、乗っているバイクも、阿蘇を訪れる理由もさまざまなライダーたち。共通しているのは、「阿蘇で安全にツーリングを楽しみ、無事に家に帰る」という思いです。
一人の警察官と一人のライダーの出会いから始まったASO PACE RIDER PROJECT。
「速く走る」のではなく、自分に合った安全な“ペース”で阿蘇を楽しむ。そして、無事に帰って、また阿蘇へ。毎年新しくなるバンダナとともに、安全運転への思いをライダーからライダーへつないでいます。
何度もこの道を走るために。
2025年9月21日、日本二輪車普及安全協会さんの「JAPAN RIDERS CAFE」と共催で、バンダナ配布イベントが行われました!
来場記念として、参加ライダーさん達をバイクとともに記念撮影させていただきました。
オンライン写真集はこちら
活動の輪が広がる
【企業】
・合志技研工業株式会社
阿蘇ペースライダープロジェクトに賛同し、企業カラーの紺色でオリジナルバンダナを作成し、社員で構成されるツーリングチームでは ツーリング先でバンダナ配布などの活動をしています。
2023年6月に開催された阿蘇ツーリングの様子は、動画で公開していますので是非ご覧ください!




