【一般客の体験も復活】阿蘇神社 火振り神事

令和6年3月21日に阿蘇神社で行われた「火振り神事」。今年は5年ぶりに体験火振りが行われ、多くの一般客が参加しました。

火振り神事は国指定の重要無形民族文化財「阿蘇の農耕祭事」の一部で、火のついた茅束を振り回すことで農業の神さまの結婚を祝福します。

午後7時ごろ、阿蘇神社にお妃となる妃神のご神体が到着すると、神社参道で待っていた氏子たちが、茅束に火をつけて頭の上で振り回し、姫神を歓迎しました。

また、今年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴って中止されていた、一般客の体験火振りが復活。

参道に訪れた大勢の一般客が、代わる代わる茅に火をつけては振り回し、この幻想的な阿蘇の伝統行事を楽しんでいました。